正しいレモンの処理方法教えてよ。

さてさて、妊娠発覚からしばらくしてついに始まってしまいました。

そう！地獄のつわり日々。最初はお腹すいたら気持ち悪いなーくらいでこれが噂の食べづわりってやつね〜。とかるーく思ってたんです。

そしたらどんどんひどくなり、毎日毎日食べても食べなくても気持ち悪くて、夜中に何度も吐いたりエイリアンとかでてくるんじゃないかってくらいえずいたり、道端で吐いたり、家でも出先きでもトイレと仲良し。もうトイレにどれだけいたことか…。

気持ち悪くなってきてご飯を食べてみても気持悪いしすぐ吐く。でも食いしん坊だからなんか食べたい→すぐ吐く→もったいないから食べなきゃよかったの無限ループ。この時期の外出は小さいゼリーと飴に助けられました。

ちなみにこの時期につけてた記録に

「絶対つわりツライと思ってた過去の自分大正解です。」

と書かれてました。正解しちゃったよ。

そして、謎の情緒不安定。何気なく見てたYouTubeで全く知らない人がピアノ弾いてるのを見ただけで号泣。いや、誰？私そんな人間じゃないんですが…！！とまぁ絵に描いたような情緒不安定っぷり。

そして頻繁にかかってくる父からの電話。その時の行動をここにおいておきますね。かわいい娘が初孫を！ということでもう大変。食べたいものはないか？とのリクエストを聞かれたので「今はすっぱい物とか果物とかがいい」とお伝えしたところ、まさかのレモン5キロ、はっさく10キロ、ミニトマト800グラムが届きました。

もう愕然。レモン5キロって30個くらいあるんですよ…。はっさくも。ありがたいんですよ？めちゃくちゃありがたい。でもねレモンなんてどう処理していいかわからなくて電話でやんわり伝えたところ「かじれよ」と言われました。

レモン丸かじり…。なんとまぁワイルドな妊婦だとこ。とりあえず友達に配りまくったけどそれでもまだたくさんあるという。なんとか処理したいけど、まず気持ち悪すぎて台所に立てないしあらゆる物が臭くてたまらない。普段から匂いに敏感なのにさらに…。ついには台所の洗剤までもが臭くてえずく。

そして相変わらずかかってくる電話。そして始まるお前のお母さんのつわりはこうだったという昔話。いや知らん知らん！しかも何年前の話なんですかね？30年以上前の話を本人でもない人から聞かされる私のお気持ち…。

あげくの果てに「お前もこうやって産まれてきたんだぞ！」という謎の叱咤激励。

いや、妊婦がつわりの時に欲しいのは叱咤激励ではなくただの優しさなのですよね。もしくはなんでもしてくれる世界。

そして体調を聞かれるから元気じゃないしずっと寝てると伝えると「おばあちゃんもずっと寝てるよ」という謎の返し。94歳のおばあちゃんと一緒にされて30年以上前のつわりと比較されついにキレて「周りはしらんが今はとにかく私が1番つらい！！！」と言ったら電話はしばらくきませんでした。

そんなこんなでこれはまだ序盤。パンチしかない父親。愛情溢れすぎて方向性がおかしいだけなんですけど、逆にこの時期に旦那さんには助けられました。本当に父親と真逆の性格でよかったし、亭主関白とかじゃなくてよかった！あと愛猫達。本当愛してる。癒しをありがとう。

よく妊娠は病気じゃないって聞くけど、病気よりタチ悪いことを身を持ってもってハッキリと証明したし、1番最初に病気じゃないとか言ったどっかの見ず知らずのおっさんに日々イラついてました。あと妊婦に厳しい日本の制度にも。そんな自分のツラさを見えない何かにぶつける日々。終わりが見えない事への不安とご飯をおいしく食べれない不満。

本当によく頑張りましたねと自分で自分を褒めて、世の中の全ての母親まじリスペクト（謎のラッパー登場）