無事に。

退院できましたー！ふぅ。ひとまずよかった。そのまま産まれるまでとかだったらどうしようかと思ってたから本当よかった…。なんなら後半はお腹の張りは時々あれどもう普通に元気だったしただご飯食べに来てるだけなのでは…？ってなってたしね。退院したらすっかり秋になっててビビったよ。

やっとシャバに出れるー！と思ったけど、出てきたとしても安静にはしてないといけないわけで…。安静とは？家にずっといて安静ってなかなか難しい。いつもの癖でなんやかんやしたくなってしまう。いかんいかんと思いながら横になってみるけど洗い物がなぁ…とか掃除機かけたいなぁ…とか頭の片隅にあってなかなかゆっくりできない。（するけど）

とはいえ今回の入院中色んな事を学ばせてもらいました。産まれたらこんな事するんだーとか何日間はお風呂無理なのね…とかこれが必要でこれはいらないな！とか。そして産んだばかりの方々はあんなにもヨチヨチしか歩けないのか…っていう恐怖も目の当たりにして震えました。

私がトイレ行って用を足して部屋に戻るまでに行きに追い越した方がまだトイレに向かって歩いているという恐怖。多分1メートルも進んでない。それだけダメージでかいって事でしょ？出産やばない？話に聞いてたよりも数倍やばい。1ヶ月後の自分かと思うとゾッとする。

そして感じたみんなのナースコールの頻度。私は約12日間の入院中3回くらいしか鳴らしてないけど、みんな鳴らす鳴らす。すごい。まぁ状況が違うからあれですが。前回書いたナースコールちゃんを筆頭に皆さまそんな事まで？って内容で呼んでました。

その中でも、ナースコールちゃんの後に入院してきた出産後のママさん。声はサバサバしていてクールな感じ。出産翌日つらそうなのが仕切り越しに伝わってきてました。そんな彼女がナースコールを鳴らして看護師さんがやって一言。「なんかお尻がめっちゃ痛いんですがなんですかこれ！？？」半ギレで質問。

隣で聞いてて「いや、痔だろ」って思ってたら看護師さんも「ちょっと見てみますね……うん。痔ですね。」って。でしょうね！と思ってたら「え…？痔…？なんでですか…？痔なんてなった事ないんですけど…？」と絶望感たっぷりに聞いてました。妊婦痔になりやすい有名ではないのか？？と思いながらやり取りを聞いてたけど、彼女は自分が痔だという事実を飲み込めずに愕然としてるのがひしひしと伝わってきてなんだか気の毒でしたわ。

そしてまた次の日。今度は赤ちゃんと同室になってなにやらぐずっている。あやさないのかな？と思っていたらナースコール！そして看護師さんが登場して一言「おっぱいもあげてオムツも変えたのに泣き止まないんですけどなんですかこれ？」と。え？？看護師さんも「えっと、それはもう普通にあやしてください。」と告げてました。

それしかないだろうね…と隣で聞いていた私もビックリ。なんですかこれじゃないのよ。赤ちゃん泣くのが仕事と古来から受け継がれているじゃない！みんな意外と知らないの？？とまぁこんな感じで隣の人とかお向かいの方に心の中でツッコミ入れて過ごしてました。

家に帰ってきて旦那さんが色々と家事をやってくれて助かりますが、やっぱりやりたくなっちゃう。そして病院の低カロリーで栄養バッチリご飯とお別れしてしまったのでリバウンド決定。あぁ…せつない。せっかく痩せたのに。しかし合法的にこんなにゴロゴロできるなんてもう無いと思うので一生懸命ゴロゴロします。