人生初のやつ。
色々なイベントが自粛したりしていて、いったいこの世はどうなってしまうのか…とじわじわと恐怖を感じる今日この頃。
イベントと言えば…
2年ぐらい前にさかなクンのイベントに行った事がある。イベントと言っても子供向けの講演会みたいな感じの。
なぜか?それは同僚がさかなクンのファンになり、さかなクンに会いたいという事でたまたま休みが合ったので興味本位で一緒に行く事にした。
場所は郊外の大きな公園で、さかなクンのイベントのほかにも出店やフリマなどがありなかなか楽しめそうだった。
しかし、私達はさかなクンの人気をなめていた。
余裕で入れると思ったら事前予約で門前払いだった。
途方に暮れていたが、ここまで来た悔しさとさかなクンへの会いたい気持ちを抑えきれない同僚の願いを叶えるべく出待ちする事にした。
人生初の出待ちがさかなクン。
周りの出店などでちょっと時間を潰して講演会が終わるのを待った。
待ってる間にウロウロしているとさかなクンの車らしき車両を発見した。
同僚が事前にさかなクンの出演番組などで得た情報から絶対にこれは彼の仕事の車だと確信し、ここから出てくるのではないかと予想を立ててウロウロしていた。
さかなクンは確かに素晴らしい人だと思う。
しかし、さかなクンにここまでトキメキ、乙女の様に目をキラキラさせてる珍しい人は同僚だけだと思っていた。が、またしても私達の考えの斜め上をいく出来事があった。
まさかの女性の出待ちが増え出したのだ。
腰の曲がったおばあちゃんから、若めの女性など本当に色々な世代の方がいた。
しかもみんな1人で手紙らしき物をちらつかせているし、さかなクンの頭のハコフグ帽子(体の一部)と同じカラーリングの青、黄色の服やヘアアクセを身に纏っている。
ガチやん…
ガチファンを目の当たりにし、若干弱腰になってきた同僚を尻目になぜか闘争心に火がついた私は、なんとか同僚とさかなクンをお近づきに!!と、ここからでてくるんじゃないかと独自の予想を立てて、弱腰になっている同僚を励まし続けた。
ファンの中に明らかに全身でさかなクンのカラーを表現してる女性がいた。
その方は私達と同じくさかなクンの車であろう車両を確認し、同じように経路を確認していた。そしてキャッキャとうるさい私達を警戒していた。
私は同僚に、ここから彼が出てきたら握手をお願いして!その姿を写真を撮るから!とタイミング指導をしシュミレーションしつつカメラをスタンバイしてさかなクンの登場をじっと待った。
長いので続く…。