まさかのでした。
いやぁ〜別れ話の続きを書こうと思ってた矢先ですよ。
おもむろにこの自宅待機の暇つぶしに買った大人の木のプラモ的なやつを始めてしまい、最後の最後のピースで途中経過のピースがずれてる事が発覚し、悔しすぎてやり直したら日付けをまたいでしまいかなり悔しい気持ちでいます。
(だからなに。)
ちなみに写真のメリーゴーランドの先端でやらかしました。(どうでもいい)
さて、指輪事件を無事?に乗り越えて私の寒さはピークに達しておりました。そして友達も待たせてる。
なんせ女子高生なもんで、スカート短い上にかなり薄着なんですよ。
早く、ともかく一刻も早く帰りたい。
とりあえず彼からのお言葉は終わったので
『じゃあそろそろ行くわ。』と告げると
『おくるよ…』と言われたのでなんか断るのも悪いなと思いお願いした。
とりあえずバイト先に用事があるからそこら辺までで大丈夫と伝えて歩いた。
バイト先まではその公園からまっすぐ歩いて100メートルぐらいだったのだが、寒いしものすごく長く感じた。
携帯をチラッとみると予想以上に時間がかかってる私を心配して友達からメールが何件かきていた。
こんな寒い中待ってもらって申し訳ないなと思い急ぎたかったが彼はめちゃくちゃチンタラ歩いている。
いや、言い方が悪いな。
感傷に浸りながらゆっくりと歩いている。だな。
どちらでもいいが私は急ぎたい。そうこうしてるとバイト先の近くのコンビニまでたどり着いたので『ここで大丈夫!』と言うと、彼は立ち止まって『…最後にちょっと遠回りしてもいい?』と言ってきた。
えー!遠回り!?まじか…まじなのか。
あともう10歩ぐらい歩いてそこの角を曲がると友達がいるのに…。
しかしここで断るともうかなりひどいやつだなぁと思い承諾しワンブロック分遠回りして歩いた。
今まで無言だった彼はポツポツと何かを話をしはじめていた。
しかし寒すぎてもうなんでもよかった。
寒かったのでずっとお互いポケットに手を入れて歩いていたのだが、いきなり彼がおもむろに手を出しこちら側に差し出してきたので「あ、手をつなぐ感じですか?」と思い私も一応手をポケットから出した。
すると彼の手が私のポケットに入ってきてまさかの入れ違いになった。
え!気まず!!と思い慌ててポケットに手を入れようとすると、今度は彼の手がポケットから出てしまいまた入れ違いになり完全にアンガールズ状態になった。
しかも笑えばいいのだが、彼はこんな事では笑う人ではないのだ。
なぜなら笑いのツボが人と違い本当につまらないのでただただ気まずい。
もうゴールはすぐそこなのに最後の最後になんの罰ゲームなんだ…!と思っていたら到着した。
もう本当に最後の最後の別れを告げ、彼は泣きながら去っていった。
その後すぐに友達2人と合流した。
友達はあまりにも時間がかかったので泣いて帰ってくると思った私がニヤつきながら合流したのでとても不思議がっていたが、一連の流れを説明すると近くで見たかったと爆笑していた。
私もアンガールズ事件を早く話したかったので思う存分笑えてよかった。
あれから18年。相変わらずこの話は鉄板で使わせてもらってる。(やっぱりひどい)