私の秘密。
知ってる人は知ってるが、私はお尻にちょっとした爆弾をかかえている。(知らん)
そう、あれは20代前半の頃。
ちょうど脇の彼とお付き合いして彼の家に通い詰めていた頃に発症した。
ある日ものすごくお尻が痛くて痛くてたまらなくなった。が、最初は我慢した。そのうち治るだろうと思っていた。
しかし2、3日我慢したがどうやったって痛い。
もう我慢できなくなり泣く泣く薬局に行った。
店内を探したがない。薬がどこにもない。
よく見ると店員さんがいるカウンター内にしかないので絶対に店員さんに言わないと手に入らない。
まじか。言うの?あれ下さいって。
もうそれは私は痔ですって言うようなもんじゃん…。
でも痛い。一瞬の恥と痛さを天秤に掛けたが、完全に痛さが勝つ。
男の人しかいなかったが仕方ない…と、意を決して店員さんに声をかけた。
『すみません…あのその後ろにあるその薬欲しいんですが…。』
『え?これですか?どれですか?』
『その後ろの…お尻の…それです…!』
消え入りそうな声で必死に訴えた。
今なら別に堂々と買えるが二十歳そこそこの女子は無理だ。
頑張りが通じてやっと薬が買えた。
外から見えないような茶色の小さい紙袋に入れられたその薬を、彼の家に大事に持ち帰り、とりあえずソファー近くの私の化粧品等を置いてる私のスペースゾーンに置いておいた。
もしかしたらここに置いてたら薬見られちゃうかな?と思ったが、彼は私に興味がなかったのでこの場所に置いててなんにも思わないか!と、あまり気にしていなかった。
そして2、3回使用してなんとか痛みが収まってきて安心して日常生活を送っていた。
が
ある日仕事から帰ると彼はいつもの様にソファーに座ってゲームをしてた。
『ただいま〜』とリビングに入るとあの袋がなんかちょっと開いてるのが目に入った。
次の瞬間ゲームをしていた彼が手を止めて、こちらをニヤニヤしながら見てこう言った。
『お尻、痛いの?』
うわーーーーーーー!!!最悪。まじ最悪。
『違うの。違うよ?え?違うけど?なに?』
とめちゃくちゃ否定したがなんにも違くない。
『そっか〜お尻痛いんだ〜(ニヤニヤ)』
とその後も馬鹿にされ続けた。
そんな若かりき日の苦い思い出。
ところでなぜこの話をしたかと言うと、旦那に向けて書いたと言っても過言ではない。
彼は家の中で私の尻をめちゃくちゃ狙って触ってくる。いやらしい感じではなくただふざけてるのだが、それが本気で嫌なのだ。
古傷が疼くから。
嫌だからやめてと言うが、彼にはなぜか通じない。なぜだ?日本語が通じないのかもしれない。
でも彼は毎日このブログを楽しみにしている。
なのでこの場を借りて。
本当にやめてください。お願いします。
このままだと裂けてしまいますよ。あなたの嫁のお尻が。