本当のお話。
愛車のチャリのガタが酷くて最近ずっと小さーく悩んでいる。買い換えるまではいかないが、修理には6000円かかると言われた。6000円は地味にツライ。でもまだいけるかなぁ…と無限ループ。
そもそも今のチャリは10年以上乗ってて愛着がある。今の愛車はまだ20代の頃に誕生日に買ってもらったというか自分で買った。意味がわからないと思うので悲しい経緯を説明します。
当時私は元彼にちょいちょいお金を貸していた。あ、今思い出してもさっそく悲しい。どうしちゃってたのあの頃の私よ!今あの時のお金が欲しくてたまらない…。月に一度は返済があるがいちいちメモしてたわけでもないので全額かもわからない。(ばか!!)
そんな中迎えた私の誕生日。チャリで出かける事が増えていて当時は折りたたみの軽いのに乗っていたが、そろそろちゃんとしたのが欲しいな…と誕生日に買ってもらう事になった。もちろん一緒に選ぶとかはなく現金を手渡され自分で買いに行くスタイル。
3万を握りしめていざ!しかしよく考えたら全額返ってきてない時点でマイマネー。自分で自分へプレゼント。悲しいでしょう。
さらにこの後、彼は勝手に私のチャリに乗ってパチンコに行きパチンコ屋の前にチャリを停めて撤去され、悪気もなく
「チャリ撤去されたから取りに行って!俺お金ないから。」
と告げながらゲームをしていた…。
やばい。なぜ付き合っていたのか不明。
ダメな男の世話をする自分に酔っていたのかな…。まぁそんな中。またしても事件です。
ある日家に帰る彼はまたゲームをしていたが、なーんか部屋の様子がおかしな?と思いながら普通に会話をしていると、私がちょっと前に買ったアメトーークのDVDが見当たらない。
高田純次と、中川家と次長課長の即興コントが入ってるDVD。とにかく笑いたい時にと思って買ったあれ。
「あれ?アメトーークのDVDみた?」と聞くと
「あぁ、あれ見たでしょ?売っといたよ」と言われた。
え?売っといた?お願いしたっけ…?いや!してない。まさかすぎるし、悪気もなさすぎるしで色んな事を考えてパニックになってめちゃくちゃ怒ったけど謝罪はなかった。逆にすげーなと思う。人として終わってる!いや、もしかしたら始まってなかったのかもしれない。人として。
本当に残念な20代のお話。今ではそんな心配ない旦那と出会えたが、この残念エピソードを映画化してあの時のお金を存分に取り戻していいチャリを買いたい。
ドラマ化でもいいからそんな話ないかなぁ。
(他力本願でも切実)