ほんと、どうかしてる自分。
ちょこちょこ外食ができる様になってきましたねぇ。嬉しいかぎりです。この間久しぶりに食べたラーメンの味が濃すぎて胃もたれしました。これは年のせいなのか…。
さて外食といえば、その昔ご飯に誘われたけど全然、全くもって、ちっとも乗り気じゃない人がいました。(失礼)
お相手は、おぼっちゃまで有名な某大学を出てて、なんか大きな企業に勤めてて、お金もあって普通にいい人だと思うけど、全く全然ほんとに顔とかがタイプじゃないしイケイケ20代の私は、それはそれは高飛車だったのでとりあえずご飯だけならと行く事に。(やなやつ)
全くもって乗り気じゃないので
『私はお金出しませんよ。絶対に』
と事前にお伝えしたところそれでもいいとのことで渋々行く事に。(まじほんとにやなやつ)
好きな物でいいとの事でもちろんエビ料理を選んだ。そしてさらにタイ料理が食べたかったのでモンスーンに行く事にした。
約束の時間に行くとちょっとだけ付き合って欲しいと言われて服屋に連れて行かれた。
は?と思ったがご飯が…と思って無の表情でついて行った。
なんだか店員さんと仲良さげに話していたが、絶対に彼女と思われたくないのでものすごく遠くで終わるのをまっていた。本当にひどい人だと思うけどそれが私なのだ。嫌いにならないでください。(急な不安)
やっとご飯屋さんに着いてさっさとエビがつく食べ物を一通り頼んでとにかく食べまくったが、しばらくして相手が全然食べてない事に気付き『食べないの?』と聞くと『俺、海老アレルギーなんだよね…!』とすごく申し訳なさそうに言われてビックリした。
え!アレルギーだと…?この人いい人すぎない…?今テーブルに並んでる料理にエビが入ってないの探すのが難しいくらいなんですけど!エビまみれなんですけど…!と思ったらものすごく申し訳ない気持ちになって、それまでよりはしっかりと話を聞いた。
予定通りごちそうになり解散する時に
『じゃ!俺は家電を見て帰るからまたなんか食べたくなったら呼んで!』
と言われて心の中で泣いた。そして彼とはそれ以来会うことは無かった…。
あんな優しい人いるのかよ…と今でも思い出すとかなり申し訳ない気持ちが蘇るが、もう彼の幸せを願うしかない。ほんと、ほんとにそのせつはごちそうさまでした。