ミーハー主婦の日常

猫とミーハー夫婦のふがいない日常

夏ですね。

f:id:pinkaquaria:20200822214953j:image

 

夏がくれば思い出す。

 

そう、あれは友達と江ノ島の花火を見に行った時。昼から海辺でフラフラと遊び、夜になって浜辺から遠目にあがる花火を見た。実際の会場からは離れていたが十分に堪能できた。ほろ酔いの友達と「そろそろ帰りますか〜」と電車に向かう途中にほんのりと

 

「トイレ行っとくか…いや、まだいいかな。」

 

と思ったのを覚えている。

あぁこの時の自分に会えるなら往復ビンタをして言ってやりたい。本当なんでこの時行かなかったの!?と。行きたいとちょっとでも思った時がトイレ時よ!!自分の膀胱を過信するな!!!と。

 

 

 

この後、コンビニを2軒〜3軒ハシゴしたが、すべて店の外まで並んでいて本当に死ぬかと思った。ていうか人生で初めて外で漏らすかと思った。まじで。あ、2回目だ。高校生の時もあったわ…。(あったんか)

 

 

 

とにかく、その日はけっこうやばかった。まじで何回も意識が飛びかけた。カップルに挟まれて並ぶ中、私の大人としての日は今日で終わると何度も思ったし、ずっと内股で、色々なツボを調べて押しまくって友達に笑われた。そしてロングスカートを履いていたので、「最悪漏らしても大丈夫か…?」と思ったし、(大丈夫じゃない)とにかく必死だった。

 

 

 

 

そしてようやく店内に入れた所で、私の目に簡易トイレなるものが飛び込んできた。

存在は知っていた。すぐさま飛びつきたかった。しかし、これを買ったとしてもどこで…?と何度も何度もシュミレーションした。買おうか買わないかウダウダしていると見兼ねた友達が代わりに買ってきてくれた。

 

 

 

前後に並んでいたカップルは「まじで…?」とヒソヒソしていた。死ぬほど恥ずかしかった。しかし、ここで漏らして君達のかわいい浴衣(全然かわいくなかったけど)が汚れるかもしれないんだぜ…?と思って悔しさを胸に急いでコンビニを後にして場所を探した。

 

 

 

もちろんそこそこに街なので空き地なんてないし、よさげな公園とかもない。しばらく歩くと駐車場があったのでそこで人生初めての簡易トイレ体験をした。友達には笑われ、使用済みの簡易トイレを持った姿を写真に撮られたが、大人としての尊厳を守れて本気で良かったと、今でも思っている。

 

 

 

ちなみにこの記事を書いてる間に2回トイレに行った。自分で自分の膀胱を刺激してしまった。どうしてこんなにトイレが近いのか…。これから先、歳をとってこの悩みがますます深刻になるのかと思うとゾッとする。

 

 

 

オムツがすぐそこまで見えている。