あの頃は。

夫婦で映画好きを気取っているのに全く映画を観に行けてない。まぁ今は環境的に難しいが、Netflixとかでも観てない。そろそろ映画館にも行きたいですねぇ。

色々と正反対の私達夫婦だが、映画だけは共通の趣味で一番最初に一緒に出かけたのも映画。本当にあの頃は今では考えられないくらい健気で痩せていた。そう、痩せていた。ほんと痩せていたのよ…（しつこい）

いやまじで太った。6年前の写真の自分を見て泣いた。痩せてる…！現在の私の肩肉は当時の2.5倍くらいになった。忘れてたけどうちはデブの血が流れているのだ。そして、旦那にも後ろ姿がやばいと言われてショックをうけてちょっとがんばっている。あの頃の気持ちを思い出して。。

30代めっちゃ太るやん。普通に生活してて太るとかどういう事や。いや、普通ではないか。食べてたしピラティスも休会している。まぁ、そりゃ太りますわな。今YouTubeを見て毎日筋トレをしている。はーーーーーー恐るべし30代。目指せ安達祐実。

とにかくあの頃の私（話もどりますよ）は健気だったわけですよ。初めて観に行った映画が『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』だった。深夜にやってたTVアニメで映画化からのドラマ化もされた有名なあれ。めっちゃ泣くやつ。

当時、夜中のアニメにガッツリとハマっていたので友達の粋な計らいで、当時まだ気になっていた旦那と楽しみにしてた映画を観に行けるなんてまさかすぎてめちゃくちゃ嬉しかった。

しかし、しかしだよ。私はしっかりとアニメを予習して毎晩号泣していた。いや、別にいいんだけどもね、その映画はTVでやってた内容の一年後のお話で、わりとTVの内容もしっかりガッツリ入っていて予習してたばっかりに全然泣けない。

あれ？これ見た。見たよ。だって昨日このシーンみて泣いたもん。と思いながらチラッと隣を見ると旦那めっちゃ泣いてる。さらに逆隣に座ってるおじさんも泣いてる。2人の男が泣いてるのにしっかりと予習してしまったばっかりに泣けなくなってしまった女。

ツライ。ここは泣きたいところなのに。人が泣いてると逆にもう涙が一ミリも出てこない…困った私は持ってたタオルハンカチで涙を拭くフリをして、ハンカチの角を目に入れて無理矢理涙を出し、嘘の鼻水をすすって時間が過ぎるのを待っていたら寝ていた。

やべっ！と思ってチラッと横を見ると旦那も寝ていた。ホッとして映画が終わると『いやーめっちゃ泣けたね！』とコメントしてその場をしのいだ。

あー健気。わざわざ泣くフリまでして…。痩せてたし（本当しつこい）

まぁ変わらないのは薄暗くなると寝るところくらいですかね。これに関してはきっといつまでも変わらないでしょう。